カテゴリー:望水トリビア

調理用語「ひ」

2024-03-10想い出つくりディレクター 

用語

読み方

意味

氷頭なます霙和え

ヒズナマスミゾレアエ

鮭の頭の軟骨が氷のように透き通って見えることかが由来。薄切りにして酢の物にしたものを氷頭膾と称し、大根おろしをみぞれに見立てた。

火取り金目鯛

ヒドリキンメダイ

金目鯛の切り身を味醂粕と調味料を合わせた地に漬け込み焼いたもの。

姫皮

ヒメカワ

筍の先端部分の柔らかい皮のこと。

姫皮筍寄せ

ヒメカワタケノコヨセ

姫皮を細かく刻み、ゼラチンで流し寄せたもの。

日向夏ゼリー

ヒュウガナツゼリー

日向夏をバラしてゼリー仕立てにしたもの。

ピリ辛山椒

ピリカラサンショウ

辛めのオイルに山椒の香りをつけたもの。


調理用語「は」

2024-03-10想い出つくりディレクター 

用語

読み方

意味

博多

ハカタ

重ねたもの。ミルフィーユともいう。

萩進丈雲丹焼き

ハギシンジョウウニヤキ

萩の花に見立てた進丈にウニソースを何度か塗り焼き上げることで紅葉を表現している。

萩饅頭

ハギマンジュウ

じゃがいもを饅頭にして上に小豆と銀杏を乗せたもの。小豆を萩の花に、銀杏を葉に見立てている。

箸洗

ハシアライ

食事に使った箸を洗うという意味で出す吸い物こと。前後の料理の味を引き立たてるものなので味はごく薄味にする。

八丁味噌

ハッチョウミソ

愛知県岡崎し八帖町で生産されている長期熟成させた豆味噌のこと。

八方出汁

ハッポウダシ

四方八方に使える便利な合わせ出汁のこと。

花見桜のしうめ

ハナミザクラノシウメ

ゼラチン液を梅肉で味付けし、平らに流して桜型に抜いたもの。

蛤吸

ハマスイ

蛤のお吸い物。

春の七草

ハルノナナクサ

芹・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・仏の座・スズナ・スズシロの7種。1月7日の朝に7種類の野菜が入った七草粥を食べると邪気を払い万病を除くと言われている。


調理用語「に」

2024-03-10想い出つくりディレクター 

用語

読み方

意味

煮穴子炙り土佐酢ジュレ

ニアナゴトサズジュレ

穴子を柔らかく煮て炙り、酢蓮根・ミニオクラ・蛇腹きゅうりなどと土佐酢ジュレをかけて酢の物に仕立てたもの。

人参カステラ

ニンジンカステラ

ペースト状にした人参・卵・牛乳を合わせて焼き上げてカステラに仕上げたもの。


調理用語「な」

2024-03-10想い出つくりディレクター 

用語

読み方

意味

茄子葛餅

ナスクズモチ

焼いた茄子をすり潰し葛粉と合わせて練り上げ、団子に仕上げてから油で揚げ、湯に潜らせて余分な油を落としたもの。

茄子葛餅茶巾

ナスクズモチチャキン

茄子を油で揚げて皮を剥きペースト状にする。葛粉と合わせて火を入れながら練り込み1つずつラップで茶巾に絞ったもの。茄子のペーストと鰹出汁と野菜出汁を合わせてすり流しに仕立てる。

夏野菜ゼリー寄せ紫蘇ジュレ掛け

ナツヤサイゼリーヨセシソジュレガケ

夏野菜に火を入れ下ごしらえし、ゼリーで寄せたもの。ジュレは紫蘇の香りを移したもの。ソースはとうもろこしをペースト状にしたものを使用。

なめろう

ナメロウ

捌いた魚に味噌。日本酒・ネギ・紫蘇・生姜などを乗せ、包丁を使って粘り気が出るまで細かく叩いたもの。叩いたことによる粘り気の食感、料理を盛っていた皿についた身まで舐めるほど美味しい、というのが由来。

鳴門柿

ナルトガキ

干し柿を板状にしバターを重ねて鳴門状に丸めたもの。

南京

ナンキン

カボチャのこと。

南京小豆饅頭

ナンキンアズキマンジュウ

カボチャを裏ごして戻した小豆と鶏肉のミンチを合わせて丸く饅頭に仕上げたもの。

南京カステラ

ナンキンカステラ

カボチャを裏ごしてカステラ状に仕上げたもの。

南蛮

ナンバン

ネギや赤唐辛子を使用した料理の総称。昔ポルトガル・スペイン・オランダなどの諸国を南蛮と呼び、そこから持ち込まれた唐辛子などの珍しい材料や揚げるなどの新しい調理法を取り入れた料理を「南蛮」というようになったのが由来。

南蛮地

ナンバンジ

酢・醤油・砂糖を合わせたものにネギや赤唐辛子を加えた南蛮風の調理酢のこと。

南蛮漬け

ナンバンヅケ

揚げる・焼くなどした魚や鶏肉、野菜を南蛮地に漬け込んだもの。

 


調理用語「と」

2024-03-10想い出つくりディレクター 

用語

読み方

意味

冬瓜

トウガン

夏野菜だが皮が硬く貯蔵に優れており、夏を超えて冬でも日持ちする瓜というのが由来。

豆乳黒蜜寄せ

トウニュウクロミツヨセ

豆乳に三温糖を入れ練り上げて寒天で寄せたもの。

豆乳鍋

トウニュウナベ

新鮮な魚のアラと爪昆布で煮出した魚介出汁・根野菜を煮込んだ野菜出汁・鶏の摘入れの出汁などを合わせた出汁と豆乳をブレンドしたもの。風味程度の酒粕と隠し味にイワシのペーストを使用。旬の食材を煮込みピリ辛山椒オイルで召し上がっていただく。

豆乳寄せ鍋

トウニュウヨセナベ

鰹出汁と豆乳を合わせた鍋つゆ。鍋の内側にできる泡は大豆のタンパク質でアクではないので食べても問題はない。

糖蜜

トウミツ

シロップのこと。砂糖を原料から生成する時にできる副産物で廃糖蜜ともいう。

道明寺粉

ドウミョウジコ

水に浸し蒸らしたもち米を干して粗めにひいたもの。大阪府藤井市の道明寺で最初に作られ保存食として使われていたのが由来。

道明寺寄せ

ドウミョウジヨセ

道明寺粉を寒天で練り上げてキビやアワを混ぜ込み寄せたもの。

玉蜀黍カステラ

トウモロコシカステラ

とうもろこしをペースト状にして薄力粉、調味料を合わせて焼き、カステラに仕上げたもの。

玉蜀黍進丈

トウモロコシシンジョウ

魚のすり身・卵・とうもろこしを混ぜて蒸し固めたもの。

心太

トコロテン

西伊豆産の天草を使用。

心太水雲とろろ

トコロテンモズクトロロ

もずくを土佐酢に漬けおろした大和芋と混ぜ合わせたものを心太の上にかけたもの。

土佐

トサ

鰹節を多く使った料理の総称。高知県の土佐では鰹が多く採れたことが由来。

土佐酢

トサズ

酢を入れた合わせ調味料に追い鰹をして鰹節の旨味を強調した合わせ酢のこと。

トマトジュレ

トマトジュレ

トマトを丸ごとミキサーにかけキメの細かい布で時間をかけて一滴ずつ濾したものをゼラチンで寄せたもの。

トマト茶巾絞り美味出汁露生姜

トマトチャキンシボリウマミダシツユショウガ

トマトを葛と共に鍋で練り込み火を入れ、茶巾で絞り込んだもの。露生姜を落とした出汁で味をつける。

トマトの雫

トマトノシズク

トマトを丸ごとミキサーにかけキメの細かい布で時間をかけて一滴ずつ濾したもの。

鶏ごぼうロースト

トリゴボウロースト

鶏肉・キャベツ・きんぴらごぼうを博多にして焼き上げたもの。ガーリックバターを添える。

鶏モッツァレラチーズ包みロースト

トリモッツァレラチーズツツミロースト

鶏肉にモッツァレラチーズを包んでローストしたもの。

冬菇

ドンコ 

大きくて肉厚で笠が開き切っていない干し椎茸のこと。晩冬から初春にかけて収穫される。

冬菇椎茸旨煮柚子風味

ドンコシイタケウマニユズフウミ

干し椎茸を戻してから甘辛く煮たもの。風味付けで柚子を添えている。

 

 


調理用語「て」

2024-03-10想い出つくりディレクター 

用語

読み方

意味

手長海老艶煮

テナガエビツヤニ

川海老を油で揚げ、水飴状に煮詰めたタレに潜らせて艶をつけたもの。